9 について。

はじめまして、コロです、
9 について。

この音楽はもともと僕が好きな曲ばかりをずーっと聴いていられるように編集し、
僕の好きな人達にも聴いてもらいたいという身勝手な動機でつくったたCDです、
聴いてもらいたくてつくったわりには 聴いてもらう人の好みなんかは一切無視して渡していました、
そんな ある種独特なプレゼントを今回はCDではなく、ダウンロードして聴けるようしたらいい、
おまけに なにかコメントも書いてあるといい と提案されました。

9 という名前について...
なぜ9 なのかというと全10枚つくったうちの9枚目だからです、

この10枚それぞれの選曲の共通点に 、
緩急をなるべくつけない というのがあるのですが、
どういうことかというと、
選曲のステレオタイプに
最初はこんな雰囲気の曲で
中間はそんな雰囲気の曲にして
最後はあんな雰囲気のように終わる といった
全体を通してドラマ感を持たせる選曲、
ぼくはこれと ほとんど反対のやり方でやっていました。

その理由を おしゃべり調で言うと、
「最後まで聞いてくれなくてもいいよ!
  ずーっと同じこと言ってるだけだから」
ということです。
言い方を変えると 一曲目で全体の雰囲気をつかめ、
いつでも停止ボタンを押せる という 良くも悪くも 都合のいいCDになるといいな、
そういう気持ちでつくってました、
分かりにくいとは思いますが、これは僕なりの配慮なのです。

自分の中で選曲テーマを決めて
一曲 二曲 三曲...と ほぼ同じ選曲テーマにそって曲を決めているのです。

そしてこの9 はどのようなテーマかというと、
無理やりコトバにするのなら、
まったり とか しっとり でしょうか。
9 が僕のつくった他のCDと違うところは、
まったく踊れない ということです、
ですがこの9 はゴージャス感もなければビートもきいていないのです。
ですが たとえば 雨の日に 出かけるのも めんどくさくて
とりあえず部屋の掃除をしようとする時この9 ほどピッタリなものはないと思います。
主観ですが。

9 は全17曲 ほぼ一時間で構成されています。
全曲 抱きしめたいくらい好きなのですが、
その中でも特に好きなのがこの2曲、
10曲目の  林 有三 / 船上のマリア
12曲目の  Improved Sound Limited / Sao Paolo Most Exclusive
この2曲は言葉にするのがもったいないくらいの曲、
いつ聴いてもキュンとなり、
聴いてて やっぱり 聴いてキュンとなる、ような。
とっても幸せな気分になる曲です。

最後に...
恋をしましょう と言う前に9 を聴こう と
このCDを聴いてくれた人が 「いいなー」 って
つい腰を下ろして聴いてくれる人がいることを願って。
主観ですが。

そして...
こういう場を与えてくれた 遊民くんに感謝します。



それでは、お楽しみください。


ダウンロード
(70MB/60分)














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